仕様:A2判/6つ折 縮尺:1/50スケール 作図:RM MODELS編集部※編集部の許可なく複製・転載を禁じます。※こちらのポスターは紙の性質上、折り目にシワが生じる場合がございます。予めご了承ください。
日本万国博覧会の翌年に控えた1969年、万博への乗客輸送をはじめ年末年始、お盆といった帰省客輸送などに対応するため一般座席主体の新型客車として登場したのが12系客車です。 1950~1960年代は特急電車や気動車など、車両の近代化が推しすすめられた時代で、一般客車に於いては戦前・戦中製のいわゆる旧型客車での運行がほとんどであった中、代替車両として計画されたもの。 旧型客車では暖房装置が蒸気機関車からのスチームによるものであったのに対し、この12系では床下に搭載されたディーゼル発電機によって冷暖房の電源を賄うことでき、機関車の能力に関係なく各地で運転が可能となり、その使い勝手の良さから全603両が製造されました。1980年代に入ると旅客の多様化から、お座敷列車、展望欧風列車などいわゆるジョイフルトレインに改造される例が多くなっていきました。
【みどころ】本書では12系の登場から国鉄の終わる1987年3月までを一区切りとし、この時期に登場した12系客車を詳しく紹介していきます。ジョイフルトレイン・お座敷列車の改造車に於いては、国鉄時代に登場した形式を一両一両丁寧に紹介。解説は客車・気動車のオーソリティ藤田吾郎氏が担当。実車が引退して久しいジョイフルトレインの資料としても充実した内容となっております。●掲載形式:スハフ12、オハフ13、オハ12 各0番代●12系車歴表●編成表
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