水野和敏著 The GT-R “My philosophy and my original technologies” NordRingスペック(カーボンプレート、小冊子付き)

水野和敏著 The GT-R “My philosophy and my original technologies” NordRingスペック(カーボンプレート、小冊子付き)

お届けは2024年11月を予定
通常価格 ¥275,000 JPY
通常価格 セール価格 ¥275,000 JPY
セール 売り切れ
税込 配送料はチェックアウト時に計算されます。
詳細を表示する

今、明かされる真実
クルマ創りの哲学、そしてGT-Rに秘められた
ストーリーと異次元の新技術
Mr.GT-R 水野和敏が説く、R35 GT-Rとは

The GT-R“My philosophy and my original technologies”( R35GT-Rに込めた哲学と顧客への想い、そして隠された驚異のテクノロジー)は、 ”マルチ・パフォーマンス・スーパーカー、日産R35GT-R” を開発責任者として創りだし、世界から「ミスターGT-R」「ファーザー オブ GT-R」と称される水野和敏氏が「モノ造りの哲学や顧客への想い、そして隠されていた驚異のテクノロジー」など、いままで未公開にしていた真実の全てを直筆した、プレミアム書籍です。

R35GT-Rオーナーに向けた「愛車と共に持ち続けて欲しい」…必須のバイブル

なぜ、僅か3年という短期間で突然…「世界最高のパフォーマンスや、世界トップクラス ブランドの商品価値」が出現したのか? そして…発表から15年以上も経っているのに、何故、その魅力は色褪せないで続いているのか? こんな疑問に「The GT-R」は真摯に応えています。

プレーイング・マネージャーとしてR35GT-Rを企画し開発する中に、水野和敏氏は独自に培っていた「ユニークな先進テクノロジーやノウハウ、そして企画やブランディンの世界戦略」を折り込みました。がしかし、その核となるエッセンスは、メディアは勿論 日産の関係者にも未だ公表はしていません。それは、発表発売から10年以上経ち「マーケットでその価値が証明されるまでは公開しない」と心に決めていたからです。もし、市場の評価や判定が「ノー」であった場合は、自分の中に留め墓場に行こうと思っていたからです(本人談)。

開発責任者自身が直筆で正しく伝える世界に例をみない本

15年以上を経て市場の答えがでた今だから…R35GT-Rのユーザーやファン、そして未来を創るエンジニアに向けて、R35GT-Rだけが持つ「先進的でユニークな 独創的テクノロジーや、モノ創りの哲学と発想の原点、その思考と構想化の道筋」などを、開発責任者自身が直筆で正しく伝える。「The GT-R」は、そんな世界に例をみない本です。

例えば、記載例の一部ですが…ポルシェ911ターボSより最高出力で10馬力劣り、重量も100kg重いのに、0-100km/h加速や、ニュルブルクリンクサーキットのラップタイムはR35GT-Rの方が 何故速いのか?  200km/hものスピードで、壁に激突クラッシュしても、多くのドライバーが、何故、無傷で助かっているのか?  宣伝広告費0(無し)でどうして世界的なブランドが短期間に構築できたのか?

著者は、この様な独自の哲学や本質的な思考、そしてテクノロジーなどについては公表を留めてきました。この書籍は、R35GT-Rを愛好されるオーナーに向けて、ミスターGT-R が直接真実を書き下ろして様々なことを伝えると共に、クルマとの一体感を持つ製本スペックにして、R35GT-Rのバイブル的な意味合いも込めて発刊いたします。

「R35GT-R =クルマとの一体感」にこだわりカーボン製の表紙を採用

未公開の内容と貴重な写真を収録するにあたり、水野氏がこの書籍でこだわったのが「R35GT-R =クルマとの一体感」と本物だけが持つ上質感、そして時の経過と共に上がるヴィンテージな価値です。こうしたことから、表紙と背表紙には実際に、2013年モデルまで、センターコンソールに採用されていた部品(写真上)と同じカーボン製のパネルを採用しました。

製作も、実際にR35GT-Rのカーボン製部品のほぼ全てを手がける(株)チャレンヂで、同社の本社工場にあるR35GT-Rと同じ製造設備と工法を使って製造されます。仕上げは、R35GT-R,のカーボン製リヤウィングと同じ「艶消し黒色含有のクリア膜厚50~60ミクロン塗装」のカーボン製パネルに、書籍タイトルをゴールドで箔押し。水野氏がR35GT-Rの開発でもこだわった、マットで立体感のある上質さを再現しています。

生産終了間近なR35GT-RとEVシフトが進む今だから、水野和敏が皆様に語り掛けることは

「R35GT-Rを扱う雑誌や解説本は世界中で発刊され、今なお人気となっていますが、それらは評論家やライターの方が、人伝の話やメーカーの広報資料を基に、外から想像した視点から書かれています。 そして今、世界なEV(電気自動車)への移行に伴い、ガソリンエンジン搭載の高性能スポーツカーヘの関心は、投機的な価値を含めて高まり、中古車の市況価格も異常な跳ね上がりとなっています」

「発表発売後15年を経た日産R35GT-Rも生産終了の時期が近づいており、各イヤーモデルも発売後には即完売状態です。こうした状況になった今だから、今まで公表せずに、私の内に留めていた『クルマ創りの哲学や商品への執念。超短期間の内に世界最高の超高性能なスーパーカーを開発すると共に、世界ブランドとして市場に定着させたシナリオ。R35GT-Rに隠されているユニークな世界超ド級の独自テクノロジーと、織り込んだ特殊な性能や機能と信頼性』などを、自身で直筆して、R35GT-Rを愛好されるオーナーやファンに向けて、正しい内容を語り説きたいと想っています」

【著者】
水野和敏(みずのかずとし) プロジェクト・カーズ合同会社代表
日産R35GT-Rのプロジェクト総責任者 兼開発責任者、日産スカイラインやフェアレディZ、FX35&45の開発責任者、更には、日産ワークス グループCメーカー耐久選手権レースのチーム監督兼チーフエンジニアなどを歴任し、世界から「ミスターGT-R」「ファーザー・オブGT-R」などと称され、自動車の世界ではカリスマ的な存在。

80年代:P10プリメーラ、R32 スカイライン、A31セフィーロ、S14シルビア、C33ローレルなど、今なお人気のヒット車の車両パッケージ計画と開発纏めを担当

90年代始め:日産ワークス、グループCメーカー耐久選手権レースのチーム監督と、チーフエンジニア(&デザイナー)、さらにレースエンジニアの一人3役を兼任し、参戦した全てのレースでチャンピオンを獲得。 特に' 92年は初参戦のUSAデイトナ24時間レースを含め、参戦レース全戦全勝という偉業を達成した

90年代後半: FR系高性能車の開発責任者として、R34スカイライン、S15シルビア、C35ローレルなどを開発。 次世代の高性能FM統合型プラットフォームパッケージを先行開発。

00年代始め:ゴーンCEO勅命で、開発責任者としてV35スカイライン、Z33 フェアレディ、FX35などの、高級高性能5車型を僅か3年の短期間で発表発売させ、日産リバイバルプランの早期達成を担った。次世代の超高性能PM統合型プラットフォームパッケージを先行開発。

04~13年:ゴーンCEOより、日産R35GT-Rプロジェクトに関わる全責任と権限を委託され、開発責任者も兼任して、僅か3年半の短期間で、”マルチ・パフォーマンス・スーパーカー、日産R35GT-R”を完成させて 王者ポルシェやフェラーリを超える性能や機能を実現し、同時に並び称される世界的なブランドを創り上げた。

【目次】

く第一章>
私のクルマ創りの哲学と、 R35GT-Rで求めたものは

・私のエンジニア哲学…研ぎ澄まされた” 無駄のない究極の技は、 恒久の美” を創りだす
・日本のモノ造り「先を見抜く ’'もてなしの心’'と鍛え抜かれた“ 匠の技” 」が私の哲学とR35GT-R を生んだ。

 キーワードは「目的合理性」

く第二章>
 R35GT-Rとは何か? そしてユーザーに贈る感動とアメージングは

・R35GT-Rに込めた商品への想いと、 ユーザーの心に創りだす感動
・もっとアクティブな自由のために創られた世界唯一の「マルチ・パフォーマンス・スーパーカー」私が考え続けた「クルマとは何か?」 R35GT-Rが求め、創りだす究極の自由と恒久の価値
・その歴史は、1995 年ル・マン24時間レースのスターティング・グリッドから始まった
・R35GT-R の原点、PMプラットフォームパッケージの発想と構想とエッセンス、そして開発までの道程
・世界初の PM 統合型プラットフォームパッケージの開発は、V35 スカイラインの試作車からスタートした
・人の心を創りだす開発、それはユーザーと共に創っていく "World of GT-R’' 、
・歴史もブランドも無いからこそ創れた、本質を求めた究極の合理性とスーパーなクルマ

く第三章>
R35GT-Rが創りだした世界

・300km/h が日常の中で使い熟せるクルマとは…
・スーパー パフォーマンスを支えるトピックス

Anyone, anywhere, anytime.…Enjoy the ultimate super car Iife

・壁の高さと難しい技術…300km/hで走っていても、100km/h 走行と同じタイヤの’'形”
・車両のパッケージング・パフォーマンスと、独自に唱えた’'最適重量論” の実現化
・そして、なすべきユーザーに対する使命は
・凄しい製造精度の確保…それは他車と混流の量産製造ラインで生産する事
・世界中に「日産パフォーマンスセンター (NPC)」を新たに設立して、販売とメンテナンスを実施
・開発チームだけのレース参戦で鍛えたクルマとチームメンバー
・宣伝広告費ゼロ、たった一年で世界が認めるトップブランドを創ったキーワードは「道場破り!」
・何故私がゴーン CEO から全権を委託され、 異例の体制で R35GT-R を生み出したのか?
・そして、その葛藤の日々
・日産という大企業の中に、個人が世界を率いる独立した小企業(チーム)を造ることだった

く第四章>
R35GT-Rに込められた、未公開の独自なテクノロジーと仕掛け

・なぜ R35GT-Rは、最高の速さと、何処でも安心して楽しめるスーパーな性能を両立しているのか?
・R35GT-R だけの独立型トランスアクスルの開発と、 カーボン製プロペラシャフトの祖み合わせ
・何故、1700kgもある車両が、500 馬力程度のパワーで、0→100km/h加速が 2. 7 秒と世界最速にできたのか?
・何故、アウトバーンの300km/h 走行で片手運転走行ができて隣の人と会話が楽しめるのか?
・何故、普通のクーペ風外観で、世界最高の空ガ性能(空気抵抗、ダウンフォース、室内静かさ)が実現できたのか?
・何故「200km/hで壁に激突しても無傷で生き残れた?」という驚きと感謝の言葉が世界中から寄せられるのか?
・何故、開発の場所を社内のテストコースではなく、ドイツのニュルブルクリンクとアウトバーンにしたのか?
・R35GT-Rはどう鍛え上げられたのか? 常識を超えた想像もできない「アブノーマルなテスト」の数々!
・水野和敏は、どのようにして「寄せ集めのチームと、世界に例の無いクルマを育て、鍛え上げた」のか?

※写真はサンプルです。目次の内容、順番は変わることがございます。

鈴木利男氏と水野和敏氏のサイン入りカーボン製プレートと小冊子付きのNordRingスペック

R35GT-Rの魅力性能開発を担当する開発ドライバーとして活躍した、株式会社ノルドリンク代表取締役の鈴木利男氏(左)と水野氏。水野氏が監督兼チーフエンジニアとして参戦していた、グループC メーカー耐久選手権レースでも、鈴木利男氏はレーシングドライバーとしては勿論、開発ドライバー(R90CP~NP35)としても活躍し、参戦したレース全てのチャンピオン獲得に貢献。

「The GT-R“My philosophy and my original technologies”」は日本語、英語の同時表記で全冊シリアルナンバー入り。R35GT-Rの超高性能担当開発ドライバーであり、現在株式会社ノルドリンクの代表取締役として、R35GT-Rのメンテナンスと共に、オリジナル部品の開発・販売などを行っている鈴木利男氏と水野和敏氏のサイン入りカーボン製プレートが背表紙の裏面に追加された「NordRingスペック」。こちらには鈴木利男氏による、特別版 R35GT-Rの開発秘話を小冊子付録としています。

【仕様:体裁】

タイトル:The GT-R“My philosophy and my original technologies” NordRingスペック
本体:A4 188ページ
仕様:ドライ・カーボン製パネル表紙ハードカバー
プレミアム収納BOX付き
シリアルナンバー入り

NordRingスペック限定仕様は以下
鈴木利男氏と水野和敏氏のサイン入りカーボン製プレート
鈴木利男氏による、特別版 R35GT-Rの開発秘話 小冊子付録

お届け予定時期:2024年11月
(カーボンや用紙の仕様や本誌内容は、変更になることがございます)